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メルマガバックナンバー

LeafMagazine vol.14
2016.7.4

(この内容は2016年5月31日配信メールマガジン「Leafマガジン」のバックナンバーになります。)

インクルーシブ教育に関する最新の事例・情報をお伝えします

LeafMagazineをいつもご愛読いただきありがとうございます。新年度が始まり1か月が経ちました。新生活の様子はいかがでしょうか。今月もインクルーシブ教育に関する情報をお届けします。

 

 

【連載】今日からできるインクルーシブ教育実践―Leafの実践共有―

先生同士も多様!お互いについて知るプログラムの実践インクルーシブな教育環境を作っていくためには、お互いの違い、その多様さを大切にし合う文化づくりが欠かせません。学級運営の中でそのような「違い」を大切にし合うための以下のプログラムを去年の年度初めにご紹介しました。

●「自分を知ろうワーク」
学校には多様な子どもたちがいます。そういった子どもたち、誰もが排除されないインクルーシブな学級をつくるためには、誰もが異なることを前提とした学級経営や環境づくりをすることが大切です。違いを前提とした学級づくりのためにまず子どもたち一人ひとりが自分を知るワークを実施することをお勧めします。
たとえば、自己紹介に加えて、以下を設定し、子どもたちに記入してもらいます。(項目は子どもたちの年齢に合わせて変えてください)
・得意、苦手
・好き、嫌い
・うれしい時
・イライラする時、ストレスを感じる時
・わたしのストレス対処法
・周りの人に助けてもらいたい時
このワークを実施することによって、子どもたち一人ひとりが、自分と他者は違うことを認識することができるとともに、先生方はそんな子どもたちの様子を見ることによって、子どもたちがどのくらい自己認識しているかを知ることができます。また、新学期のはじめからこのようなワークを実施することによって、特別支援教育の対象の子どもだけが支援が必要なわけでなく、誰もが助けが必要な時があったり、誰もが異なるタイミングでうれしかったりイライラすることなどを前提とすることができます。このようなワークを学級の中でお試ししてみた方はいらっしゃいますか。
このワークは、子ども同士のみでなく、家族(親子)や学校にて教員同士で実施することもとても効果的です。Leafの職員が学校の校内研修に呼ばれた時は、先生方のチームビルディングの一貫として先生方に「私の取り扱い説明書」というプログラムを実施することがあります。
上記の「自分を知ろうワーク」の大人バージョンです。私たちは子どもと接する時には「その子の行動の背景を考えよう」と意識して関わることが多いですが、大人同士だとなかなかそれをすることができません。大人同士がお互いの多様性を大切にできてない中、子ども同士がお互いの多様性を大切にすることができるのでしょうか。Leafでは指導員同士もお互いの強み・弱みや価値観の違いを大切にする機会を設け、大人同士もお互いにそれぞれの行動の背景を推測し、相手にとって分かりやすい伝え方をするように心がけています。
ぜひみなさんの学校・施設でも「私の取り扱い説明書」をやってみてください。

 

 

【連載】インクルーシブ教育を考える

インクルーシブ教育の「専門家」とはどんな人でしょうか。
インクルーシブ教育の知識をたくさん持っている人?特別支援教育について詳しい人?障害についての専門知識をたくさん持っている人?
インクルーシブ教育を「全ての学習者は多様なニーズがあることを前提とし、その多様なニーズに応えるための教育システムを作るプロセス」であると定義した時、私が考えるインクルーシブ教育の専門家の要件は以下の通りです。
1.全ての学習者には多様なニーズがあるという考え方を持つ
2.多様なニーズをアセスメントすることができる
3.アセスメントの結果、ニーズに対応するための仕組みを考えられる
4.上記のPDCAをまわしながら、常により良い方法を提案し実行できる
5.上記を実行するために、自分のみではなく、周りのリソースを活用することができる。

1については、「障害」を医学的な「障害」として捉えずに、「障害」は個と環境の相互作用の中にあると捉えることができる、もしくは個々が何かを実現したい時の障壁と考えることができる必要があるでしょう。
2については、多様なニーズをアセスメントすることが大切ですが、一人ができるアセスメントは限られています。そのために、多様な人を巻き込んで多様な観点からその環境のインクルーシブ度をアセスメントすることが大切です。
また、3については、属人的に解決するのではなく、仕組みで解決をしていくことがポイントでしょう。インクルーシブ教育はあるカリスマの先生がいるだけでは、持続可能ではありません。その先生が移動になったり、いなくなった後もインクルーシブ教育を実践し続け、更に進化させ続けるためには、持続可能な仕組みにしていく必要があります。
4については、インクルーシブ教育は「プロセス」であることを認識し、常により良い仕組みを模索し続け、PDCAをまわし続けることが大切です。
そして、5については、一人だけで変えていくのではなく、周りのリソースをフルに活用していくことが求められます。

上記についてよりよく知りたい、専門家を目指したい、と言う方はぜひインクルーシブ教育研修に遊びに来てください!

 

 

【フォーラムのご案内】第8回 LITALICO教育実践フォーラム

LITALICO教育実践フォーラムは今回で第8回目を迎え、品川の会場にて定員300名という過去最大規模で開催いたします。講師に鳥取大学大学院教授の井上雅彦先生、パネリストに児童精神科医の田中康雄先生など、豪華な先生方を迎え、家族支援の実践に役立つ情報をお伝えします。また当日は弊社の代表取締役社長の長谷川と執行役員の野口からも少しお話をさせていただく予定です。
テーマは「家族支援」です。支援者の方、特に幼稚園の先生や学校の先生からよくいただくお問い合わせが「発達障害のある子どもや、発達障害の可能性のある子どもの保護者をどう支援したら良いか」。その子を支援するのみでなく、その子を含む家族全体を支援することが、生きやすさにつながることはみなさまも日々感じておられることと思います。
当日は具体的な指導方法や情報交換会には採用部のスタッフも参加しますので、弊社に興味のある方には直接お話していただくこともできます。

【研修のご案内】インクルーシブ教育初級者&中級者養成研修のご案内

昨年度もご好評いただいたインクルーシブ教育に関する研修を今年度も実施致します!インクルーシブ教育を具体的に実践していく上で必要になる知識・スキルをお伝えします。また、Leafのプログラムもご紹介します。興味のある方はぜひご参加ください!

1.初級者養成研修
初級者養成研修では、教育・福祉分野に興味のある学生や教員を目指す学生、インクルーシブ教育を一から学びたい方に、インクルーシブ教育の基礎知識を講義とグループワークで習得します。

1day講座
【時 間】毎回14:00~16:00(2時間)
【定 員】30名
【受講料】1回:一般 3,240円(税込)
学生 1,080円(税込)
【日 程】
下記以外の日程も決まり次第、WEBページに掲載します。
※全て同じ内容になります。
2016年7/17(日)、8/27(土)、9/24(土)
2017年1/29(日)、2/19(日)

2.中級者養成研修
中級者研修では、子ども一人ひとりのニーズの分析の仕方やアプローチの仕方、特に多様な子どものいる集団の中で子どものニーズにどう対応するかを実践的に学びます。

5回連続講座
【時 間】毎回13:30~16:30(3時間)
全5回実施(1回ずつでも受講可能)
【定 員】各回 30名
【受講料】1回:5,400円(税込)
※5回分一括支払いにしていただくと、21,600円(税込)
となり、1回分お得です。

【日程とテーマ】
第1回 7/24(日)
ユニバーサルデザインの視点を取り入れた教育とは?
第2回 9/11(日)
行動面に困難さのある子どもへの支援
第3回 10/30(日)
学習面に困難さのある子どもへの支援
第4回 12/11(日)
情緒面・心理面に困難さのある子どもへの支援
第5回 1/15(日)
インクルーシブ教育に向けたアクションプランを作ろう

二日間集中講座
2日間で上記の全5回分と同内容の研修を実施
【定 員】30名
【受講料】2日間 21,600円(税込)
【日 程】8/18(木)、 8/19(金)
【時 間】両日10:00~16:00(12:00~13:00休憩)

(この内容は2016年5月31日配信メールマガジン「Leafマガジン」のバックナンバーになります。)

 

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