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発達障害とは

自閉症の特徴が現れるのはいつ?
2015.10.29
  • 自閉症

同じ自閉症であっても、まったく話さない静かな子もいれば、一方的に話しかけてくるような活動的な子もいます。お子さまによって症状がさまざまであることから「うちの子はもしかしたら自閉症なのかもしれない」と不安に思ってしまう保護者さまも多いようです。文部科学省の「今後の特別支援教育の在り方について(最終報告)」によると、自閉症はおおむね3歳ぐらいまでに現れるといわれていますが、具体的にはどのような症状があるのでしょうか。

自閉症の症状は3歳までに現れる

自閉症の原因は「脳機能の障害」といわれています。先天性であるため、教育やしつけが悪いわけではありません。お子さまによって様々な症状が出るのが特徴で、3歳までに以下のような行動が目立つようになります。

(1)対人交渉の障害
・人見知りが激しい
・保護者を追いかける「後追い」が少ない(赤ちゃんのとき)
・友だちへの関心が薄い

(2)コミュニケーションの障害
・言葉の発達が遅い
・独り言が多い
・オウム返しが残る

(3)想像力(イマジネーション)の障害
・いつもと同じ状態にこだわる
・不測の事態が起きるとパニックに陥る
・教えていないのにアルファベットや国旗などを勝手におぼえてしまう

これらは自閉症の一般的な症状ですが、他にも付随症状と呼ばれる様々な症状が現れることがあります。例えば、注意欠陥・多動性障害で見られる「多動」や、耳ふさぎや偏食などの「感覚過敏」、睡眠リズムが乱れる「睡眠異常」などが挙げられます。付随症状は必ず現われるわけではありませんが、これらの傾向が見られた場合には注意しましょう。

自閉症の子どもに見られがちな「クレーン現象」とは

自閉症の子どもに見られがちな「クレーン現象」とは

クレーン現象とは、保護者など他人の手を取って物を指さしたり、取らせたりしようとする行為のことです。自閉症の子どもは指さしが苦手なことから、クレーン現象が多く見られがちで、障害を見極める行動パターンの1つとされています。

ただし、注意したいのは「クレーン現象があるからといって自閉症とは言い切れない」ということです。同現象は健常児でもよく見られます。例えばりんごを取って欲しい場合でも「りんご」という単語をおぼえていなければ意思伝達をすることはできません。幼い子どもの場合は言葉や指さしで伝える前に、保護者の手を介して取ろうとする傾向が見られます。1度や2度クレーン現象が見られたからといって自閉症を疑う必要はありません。

自閉症テストで早めの見極めを

自閉症は早期発見が重要と言われています。早期に発見をすることでお子さまの成長に合わせて適切な療育ができるという理由もありますが、同時に保護者さまの精神的な負担を軽減するという目的もあります。

自閉症は先天性の障害です。自閉という響きから心の病気と思われがちで、保護者さまの中には「自分の教育が悪かったのではないか」とご自身やお子さまを責めてしまう方も少なくありません。

LITALICOジュニアでは、一般的な知能または発達を測定する「心理検査」をおこなっています。医療機関ではないため診断はできませんが、お子さまの状態を把握して、発達に合わせた関わり方や環境を探る方法の1つとしてご利用ください。

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