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発達障害とは

ダウン症候群の特徴が顔に表れる原因
2015.08.20
  • ダウン症候群
  • 療育

ダウン症候群は染色体異常によって発生する疾患ですが、遺伝的な原因ではないため、生まれてくる赤ちゃんの誰でも一定の確率で発生する可能性があります。ダウン症候群にはさまざまな合併症(併発症)を伴いやすいという傾向がありますが、必ず合併症が現れるわけでもなく、非常に個人差が大きい疾病です。それにも関わらず、ダウン症候群には外見的に特有の症状が表れることが多いため、誤解や偏見を招きやすいという問題を抱えています。ここではダウン症候群の特徴や、なぜそれが顔に表れやすいのかといった原因についてご説明をして、多くの皆さんから適切なご理解をいただければと思います。

ダウン症とは

ダウン症候群の外見的特徴が顔に表れる理由

ダウン症候群の外見的特徴が顔に表れる理由

ダウン症候群の子どもの多くは、つり上がった目、小さな耳、全体的に丸く起伏の乏しい顔立ちといった典型的な特徴を持っています。「ダウン症の赤ちゃんの顔は皆同じに見える」などという方もいるようですが、実際にはそのようなことはありません。
共通する特徴は多いものの、新生児の時から特徴が際立っている子、ある程度成長してから特徴が顕著になる子、特徴はあるもののそれほど目立たない子など人それぞれです。

ダウン症候群の特徴が顔に表れやすいのは、顔の外側の部分は普通に成長するのに対し、顔の中心部の成長が遅れるためです。このため目がつり上がって見え、目と目の間が離れて見えます。鼻が低く、顔が縦方向に短くなりがちなのもこのような理由によります。もともとの顔立ちによってこのような特徴が目立ちやすい場合とそうでない場合があります。

ダウン症候群に現れやすい合併症について

ダウン症候群には知的障害、先天性の心疾患、先天性白内障、屈折異常、難聴などの合併症が多くみられますが、必ず発症するわけではありません。また、それぞれの症状の個人差が大きいため、抱える課題にも違いがあります。知的発達の程度も様々で、幼児期から適切な療育を行うことで普通に学校生活や社会生活を送ることができる可能性も高いでしょう。
このため、日本ダウン症協会のWebサイトには「ダウン症は病気というよりも、生まれつきの特性のひとつと考えるべき」と書かれています(*1)

また青年期以降にはストレス性のうつ、早期退行などを発症することもあり、40歳以降にはアルツハイマー型認知症を発症する確率も高くなるようです。重篤な合併症がない場合でも定期診断に通うことが重要でしょう。

なお、外見的な特徴だけでダウン症候群と判断するのは危険です。たまたまダウン症候群と同じような特徴を持つ赤ちゃんは特に新生児期には珍しくないため、「ひょっとして……?」と思い当たることがあれば、まずは医師の診断を受けることをおすすめします。

さいごに

上記で説明したように、ダウン症候群には個人差が著しくあり、一人ひとり知的発達のスピードや合併症のリスクにも違いがあります。基本的には「個性的な普通の子ども」として育て、本人の状態に応じてゆっくり、のびのびと適切な療育をすることが望ましいのではないでしょうか。

*1 ダウン症は病気ですか?(下記ページ 中段)
ダウン症であるお子さんを授かったご家族へ:公益財団法人 日本ダウン症協会
http://www.jdss.or.jp/family/index.html

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