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発達障害とは

[連載第4回] 描いた理想に向かって/LITALICOジュニア指導員
2016.08.29
  • 当事者メッセージ

※本文は「地域連携交流会」での当事者の方の講演をもとに、一部を再構成しています。
※連載第1回はこちら
語り手は発達障害の二次障害として統合失調症の診断を受けたYさん(男性)
発達障害とは
LITALICOワークスを利用後、 LITALICOジュニアで指導員として働いています。

LITALICOワークスに通い始めて4ヶ月ほど経った頃、LITALICOジュニアの説明会がありました。仕事内容は「プロンプター」と呼ばれる補助の先生です。席に座っていられないお子さまや、授業に集中できないお子さまのフォローなどをおこないます。
日本の将来を決めるのは今の子どもたち。教育こそいちばん大事だと思っていた私は先生の募集に飛びつきました。その後本社研修を受け、LITALICOジュニアの教室で企業実習をおこないました。実習を繰り返すことで自身の課題が見えてきました。実際に仕事をするのは8年ぶりだったので昔できていたことが、今はできなくなっている自分にとてもショックを受けました。LITALICOジュニアではわからないことがあったら質問できる方を配置してくださったり、作業スペースの用意や声かけなど、サポート体制がとても素晴らしかったです。ここの教室ならこんな私も働いていけそうだと思いました。

 私は障害者の立場に立ってみて、こんなに障害者は生きづらい社会なんだと思い知らされました。だから障害者としての経験や立場を最大限利用して社会を変えたいと思っていました。LITALICOジュニアの研修ではお子さまへの(直接的な)支援だけではなく、(お子さまを取り巻く)環境へのアプローチも大切だと教わり、ここで働くことで全ての子どもたちの未来をより良いものにすることができそうだと感じたことが今の仕事を希望した理由です。

私がLITALICOジュニアでやりたいことは二つです。ひとつは「障害理解の啓蒙活動」。私は健常者が障害者に合わせる社会にしたいのではありません。障害の有無に関わらず、全ての人が暮らしやすい社会にしたいのです。そのためには障害者の声を発信し、障害者だけでなく、健常者にとってもメリットが大きい制度や社会環境にしていく必要があります。その際に健常者にも障害特性の理解とその活用スキルを求めます。人間多かれ少なかれ個人特性を持っています。それを尊重し、活かせる社会こそ障害者だけでなく健常者も今よりずっと生きやすい社会になるはずです。

もうひとつは「インクルーシブ教育の推進」です。インクルーシブ教育とは障害の有無に関わらず同じ教育を同じ教室で受けられるようにすることです。それには個別に対応できるプロンプターというトレーニングコーチが重要になります。私はそれに誰にでも対応できるような教材や授業のユニバーサルデザイン化を組み合わせればインクルーシブ教育が実現できると希望を抱いています。この仕組みが機能する社会が、私が目指そうとしている理想です。
理想を描いたらあとはそれに向かって進むだけです。是非私たちで希望に満ちあふれる未来にしていきましょう。

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