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発達障害とは

【3~5歳向け】 LITALICOジュニアあそび辞典[2] ご家庭で簡単にできる手先の遊び!
2014.12.16
  • 作業療法

療育の場面で「微細運動」という言葉を聞いたことはありませんか?
「微細運動」は主に手や指を動かす運動のことを指します。 生後2ヶ月くらいから、お子さまには様々な反射が見られ、大きくなるにつれて消失していきます。そして、様々な反射から微細運動の発達が進んでいきます。子どもは「手」を通じて自分の世界をどんどんと広げていきます。今回は、特に実際の療育場面で行われる微細運動の発達を促す楽しい遊びをご紹介します。

~初級編~「いろいろなものを入れてみよう!」

内容はとても簡単です。身の回りの「穴」に手を使って小さなものを入れてもらうだけです。具体的な方法をご紹介します。

1.入れる器を用意します。器の蓋はビニール素材でできていると、後で切り目がつくりやすいです。海苔の缶や食品用の保存容器(タッパーなど)がおすすめです。

2.器の蓋の真ん中あたりにカッターで切り込みを入れます。入れるものに合わせて切り込みのサイズを調節してください。

3.実際に小さなものを入れて遊んでみましょう。入れるものの例としては、ビー玉やビーズ、コインなどがおすすめです。入れる器を缶にすると、落としたときに「カラン」と音がするのが楽しいです。

指先を用いて穴に小さなものを入れる作業は、発達年齢によっては力の入れ加減が難しく、最初はなかなか思ったようにスムーズに入らないこともあります。この遊びを通して、教材などを注視することや指先に力を込めることや力を調節することを学びましょう。

~中級編~「家にあるもの、ビリビリ遊び!」

こちらは、「入れる」動作よりも難しい動きを伴う手先の遊びとなります。タイトル通り、ご家庭にある紙質のものをビリビリと破く活動です。

1.ご家庭にあるもので破いていいものを準備しましょう。ティッシュ、いらなくなった新聞紙や包装紙など。

2.用意した紙を破くだけです。破くときのルールとして、お子さまが意識できるならば指先の動きをこと細かに教えてあげてください。おそらく最初は紙をギューッと握って左右に引っ張るだけなので上手には破けないはずです。そこから、紙の端を指先で摘んで手前側と奥側に破くことを教えていきましょう。

3.ビリビリに破いたものは、まとめておいてシャワーのようにお子さまの上からヒラヒラと散らしてあげると楽しいです。ちなみに、「ビリビリ」することを気に入って、何でもビリビリにしてしまうのは困る! という場合は、部屋の中に破いてもいい紙を置いておくスペースをつくったり、破いてもいい場所を確保したりしてみてはいかがでしょうか。

この遊びには、他にも「引っ張る」「つまむ」など療育における大事な微細運動の要素が含まれています。楽しくいろいろな要素で手先の発達を促していけるように、どのような動作が苦手かをよく観察しながら楽しんで取り組みましょう!

今回は、「手先の遊び」について実際の療育場面で行われているプログラムのほんの1部をご紹介しました。手や指は生活の中のいろいろな場面で用いるので、ぜひ手先の発達を楽しく促せるように、実践してみてください!

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