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小学生以上のお子さま

小学4年生の課題と指導事例

中学生に進むための土台となる「自主性」を育みます。

学校では自主性に委ねられることが増え、手とり足とり補助をするのではなく、「自分たちで解決しなさい」という関わり方になります。これまでよりさらに難易度が高い単元に取り組むので基礎学力が備わっていないと授業そのものへの意欲が低下しやすくなります。4年生では基礎的なスキルを身につけることに最も時間を使い、できていることをさらに強化することで、意欲や自信を生み、中学生に進むための土台となる「自主性」を育みます。成功体験を大切にし、自信をもって学校生活を送れるようサポートしていきます。

小学4年生の発達の目安

・時計を見ながら、時間を逆算して行動に移せる

・わり算の筆算ができる

・自らの体験について200文字程度で書くことができる

・話しあいで、他者の意見を同調したり反対意見を伝えたりできる

・他者の表情やしぐさを見て、相手の言葉に表れない気持ちを読み取る

人間関係や複雑な学習内容の土台作りとなる時期。自立しはじめたお子さまの課題や、保護者さまが感じやすい不安を、LITALICOジュニアでどのような指導を通してご紹介します。
発達障害とは?

LITALICOジュニアでの課題別指導例

お子さまは一人ひとりつまづくポイントや得意な学び方がことなります。
お子さまに合わせた方法で指導プランをご提案しています。

課題1

自分の気持ちや考えを伝えるのが苦手

自分の思っていることを上手に伝えられないようで、友だちや先生に誤解されてしまうことが多いようです。

指導事例

LITALICOジュニアの指導事例

動画を視聴し、そのシーンでは何がよくて何がよくなかったかを指導員と話します。その上で、自分だったらどう発言、行動するかを考えてもらいます。次に実際に指導員とその場面を再現し、自分の伝えたいことをしっかりと伝えられたか、正しく伝わったかを振り返ります。この中で得る成功体験を大切にし、自信をもってもらうことにつなげます。

  • ソーシャルスキルアップコース
    <マンツーマン/毎週>

    ・様々な場面を想定し、その場面で、自分ならどう話すか、このような話し方だと他の人はどう思うかを考えてもらいます。
    ・「アサーティブ(自己主張)メーター」を用い、今の発言は、相手にとって柔らかい表現だったのかトゲトゲしい表現だったのかを可視化し、その場面での上手な伝え方を確認します。

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  • ソーシャルスキルアップコース
    <集団/隔週>

    集団の中で、動画を視聴したり、場面カードを用いて、そのシーンでは何がよくて何がよくなかったかをみんなで話し合います。その上で、自分だったらどう発言、行動するかを考えて発表します。次に、実際に友だち同士でその場面を再現し、自分の伝えたいことをしっかりと伝える練習していきます。最後に正しく伝わったかを全員で振り返りをおこないます。

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課題2

自信・やる気・勉強への意欲がない

勉強に対してはもちろん、何においてもやる気がなく、自信も失ってしまっているようで心配です。

指導事例

LITALICOジュニアの指導事例

できていることを評価し、好きな活動、すでにできることから授業をスタートします。その後、好きな活動を進めていくために出てきた課題を解決するための方法を学んでいくことで、学ぶ意欲を育みます。

  • 総合力アップコース
    <マンツーマン/毎週>

    まずは好きな活動やできていることを見つけていきます。その活動を、指導員と一緒に取り組み、活動を進める中で出てくる課題を材料に、課題解決の方法を一緒に考えていきます。見つけた解決方法を実行することで、新しいチャレンジや難しいことへの取り組み方を具体的に学び、その意欲を高めていきます。

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  • ソーシャルスキルアップコース
    <集団/隔週>

    友だちとの関わりの中で、できていることを見つけ、まずは指導員がそれを認めていきます。同世代の友だちに認められていく環境設定やプログラム内容を工夫し、大人だけでなく、周りの友だちからも認められるという成功体験を積んでいきます。友だちが困っている場面で、手助けする経験などにより、貢献する喜びや自信を育みます。

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課題3

我慢ができない、
感情を抑えられず爆発してしまう

自分の思い通りにいかないと、急に黙り込んだり、急に強い言葉で相手を責めたりしてしまうことがあります。また、自身で感情のコントロールが難しいのか、突然怒りを爆発させてしまうこともあります。

指導事例

LITALICOジュニアの指導事例

根底にあるのは、友だちの考えやルール、トラブルの解決策などが分からないという気持ちです。状況を理解するスキルとともに、自身の気持ちの変化に気づき、沸点に達する手前で抑えられる・発散をする手だてを知ることで、感情をコントロールするスキルを身につけていくことができます。

  • ソーシャルスキルアップコース
    <小集団/毎週>

    感情のコントロールが難しいお子さまの場合は、興奮している・楽しい・普通・モヤモヤしている・爆発など感情の変化を5段階で表し、今の自分がどこに当てはまるかを可視化しながら確認していきます。楽しいから興奮、モヤモヤから爆発に移行するきっかけにはどんなことがあるか、また身体的にどのような変化が現れるのかを、一緒に見つけながら、どのような対処法をとり入れると、感情が移行する前に普通(落ち着いた状態)へ戻れるかを一緒に考え、実践できるようにしていきます。

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  • 学習コース
    <マンツーマン/毎週>

    1つの事柄に対して、複数の表現方法ができるようになると、言葉で表出する機会が増えるので、気持ちをため込まず、外に出しながらコントロールできる力が身に付きます。
    例えば「バナナ」であれば、黄色い・柔らかい・皮をむくなど、複数の言葉の表現を練習し、物事の捉え方のバリエーションを増やしたり、表現の方法を増やしていきます。
    この練習は、語彙を増やすことにも繋がるので、作文や文章問題への理解度も高められます。

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ポイント

自身の感情の変化とリラックス方法を知り、イメージする力を育むことがポイントです。

まとめ

友だちと自分の関係に意識が向きやすい小学校3・4年生は、自他の違いが浮き彫りとなる時期です。コミュニケーションの幅や言葉のレパートリーが増えていく中で、もともとの苦手分野が表面化して、自分なりの解決策を模索し始めるときでもあります。

スムーズに集団生活を送るためにも、苦手とすることの背景要因を見極めて抽象的な物事への理解を具体化していくとともに、解決策へつなげていく視点をもつことが大切です。
そのためには、まず大人が適切な対処法を提示してお子さま自身が自分に合ったものを選べる環境を設定し、状況に応じた言動のレパートリーを増やしていきましょう。
また、先生や保護者など周囲の大人が情報を共有して、お子さまに気づきを促す言葉がけをするなど、できた・成功したという経験を積み重ねていけるよう導いていきましょう。

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