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小学生以上のお子さま

小学校5・6年生の課題と指導事例

小学校5・6年生の不安と課題

中学校入学を間近に控え、心身ともに大人へと近づくための成長を遂げつつある小学校5・6年生。自立的な行動がとれるようになり、時間や約束を守るなど、自分自身を管理する能力も芽生えてきます。
学んだことをまとめたり、経験や知識に応用をきかせたりしながら、物事を論理的に捉える力や、問題を解決していく力を身につけていく時期です。

学習面においては、今まで習ってきた内容をもとにして、自ら解読していくスキルが求められます。自分なりの攻略法を実践していく段階です。これまでの経験がいかされる半面、苦手なことや嫌いなことも明確になってくる年頃。友だちや保護者さまとの関係などが、お子さまの学習への取り組みや意欲に色濃く反映されることも多いため、保護者さまがお子さまとの関わり方に頭を悩ますことも少なくありません。
小学校5・6年生での課題は、以下のようなことが中心となります。

小学校5年生の発達の目安

・1日の予定の管理をする

・少数のかけ算、わり算ができる

・図などを交えながら自らの体験を1000字程度で書くことができる

・ルールや遊び方を作ったり他者に伝えたりできる

・場面展開から気持ちや理由を読み取ることができる

小学校6年生の発達の目安

・1週間の予定の管理をする

・分数のかけ算、わり算ができる

・テーマに沿って自分の意見や考えを書くことができる

・ルールの意義を理解し、明示されていないルールの類推ができる

・他者の意見や会話の順序を踏まえて自分の意見を伝える

苦手意識は、それまでの失敗体験がもとになっていることが多く、同じ失敗を繰り返したくないという思いから、「参加しない」「嘘をつく」など、失敗を回避するための行動につながってしまう場合があります。
また「自分にはできない」と自己否定をしたり、挑戦する前からあきらめてしまったりと、消極的な姿勢にもつながってしまうので、「できる」「やってよかった」と実感できるような体験がとても大切になります。

応用問題や発展問題が増える学習面では、つまずいたままになっている課題があると理解が難しくなります。苦手な部分がどこかを探り、過去にさかのぼって課題を解決することが必要です。
これまでの学びの積み重ねが、日々の生活を構築する時期。自己が確立しはじめたお子さまの課題や、保護者さまが感じやすい不安をLITALICOジュニアでおこなっている指導を通してご紹介します。

発達障害とは?

LITALICOジュニアでの指導事例

課題 1

「計画的な行動ができない、
予定した時間内に終わらせることができない」

日常生活の中で自分自身の予定や時間を管理する場面も増えてくる5・6年生。先の見通しを立てる力が必要になりますが、計画的な行動が苦手なお子さまの場合、予定を詰め込みすぎ、力量以上の課題を設定してしまいます。
さらにそれが実行できないことで自己否定につながってしまうことがあります。一方、何からすればいいのかが分からず、指示されるまで行動できないお子さまもいます。

物事の優先順位を知るとともに、時間の使い方や何が得意・不得意なのかといった自分の力量を把握することで、実行しやすい計画が立てられるようになります。

指導事例

LITALICOジュニアの指導事例

計画的な行動が苦手なお子さまの場合

やることリストを作成して、優先順位と計画を可視化する 計画性や時間の概念は社会人になってからも必要とされるスキルの1つ。信頼関係作りにもつながる部分なので、今のうちからしっかりと身につけておきたいものです。

LITALICOジュニアではモデリング(いい見本、悪い見本をみて認識する)→ワーク(よくしていくための知識を学ぶ)→リハーサル(実践して身につける)→フィードバック(振り返り)という4つのステップで状況を理解する力と対応する力を育み、定着を促していきます。
また、小学校5・6年生では中学校生活を見据えたプログラムを多く取り入れ、生きる力を育めるよう個々に合わせた支援もおこなっています。
今回の場合、お子さまが興味を抱きやすいマンガなどの教材を通して、予定や時間を守れないとどんなデメリットが生じるのかを探っていきます。そしてどうすれば改善できるのかをディスカッションし、プランニングに必要な要点を挙げていきます。
その内容をもとにして実際に自分の予定をワークシートに書き出していきます。実行できた項目にはチェックをつけ、達成できなかったものに対しては原因や改善策を検討し、再度予定を組み直します。
このとき、達成できない項目のほうが多くても、実行できた項目に目を向けて認める言葉がけを意識しましょう。

ポイント

ここで大切なのは、達成できたこと・できなかったことを可視化して明確にすることです。それにより1日でどれだけの量がこなせるのか、何にどのくらいの時間を要するのかなど、自身のスキルを理解でき、自己管理がしやすくなります。また、書き出した項目の1つ1つに対して、しなければいけないこと・もっとやりたいことなど、重要度ごとに割り振り、優先順位をつける方法も学びます。

自宅や学校でも繰り返し実践して定着していけるように、授業の最後には保護者さまへのフィードバックもおこなっています。

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教室の雰囲気や授業の進め方などを実際に体験できる体験授業をおこなっています。
事前にお子さまの様子をお聞きした上で、お子さまに合わせた授業を体験していただけます。

体験授業の流れ

課題 2

「話し合いに参加しない、
一方的に話してしまう」

小学校高学年になると、それぞれが意見を出し合って方向性を決めたり、1つのテーマに対して出されたみんなの考えをまとめたりと、話し合いの機会も増えていきます。
コミュニケーションが苦手なお子さまの場合、意見を発することができず黙ってしまう、場の空気を読めず一方的に話してしまうことがあります。
自分なりの意見を発表・提案できる自信とともに、相手の意見を聞き入れる姿勢や、妥協や交渉、多数決などに従える気持ちが必要になります。

指導事例

LITALICOジュニアの指導事例

一方的に話してしまうお子さまの場合

言葉という目に見えないものは、誰がどのくらい発しているのか把握するのは難しいもの。
そこで、話し合いの場で全員に同じ数だけコマを配り、発言するたびにコマを1つ箱の中へ入れてもらいます。コマを通じて会話の量を可視化することで、みんなが平等に意見を言い合える環境へと導きます。
また、ボールを持っている人が発言するというルールで1つのボールを順番に回し、話す人を明確にすれば、順番を待てないお子さまや発言のタイミングがわからないお子さまでも、自分が発言する順番を理解しやすくなります。

1対1で会話するとき、つい話しすぎてしまう場合には、時計をみたら話をやめるなど相手が不愉快に思うときや飽きたときなどの合図の具体例を挙げて示します。
状況に合わせた言葉がけが難しい場合には、同様のシチュエーションを再現して適切な言葉を促すなど、実践を交えながらコミュニケーションの図り方を支援していきます。

ポイント

日常生活の中で自然と身につくことが多い友人関係や社会でのマナーなどは、人との距離感をつかみづらいお子さまにとっては難しい課題の1つです。
周囲からの誤解がもとで鬱などの二次障害に発展するケースもあるので、言葉を使ったコミュニケーションの成り立ちや適切な距離感、サポートの求め方など、自己認知を高めるプログラムを取り入れながら練習していきます。

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事前にお子さまの様子をお聞きした上で、お子さまに合わせた授業を体験していただけます。

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課題 3

「学習に対する意欲がない」

応用力や読解力が必要となる5・6年生の学習は4年生までに学んだ内容を土台にしているため、基本的な学習でつまずいたままになっている場合には理解が難しくなっていきます。
また学習の仕方がわからない・覚えられないなど強い苦手意識を感じているお子さまは学習に対する意欲を失っていることもあり、定着がより困難になっている場合もあります。

指導事例

LITALICOジュニアの指導事例

学習に対する意欲がないお子さまの場合

それぞれのお子さまが持つ認知特性に働きかけ、学びやすい手だてを一緒に考えていきます。例えば、距離や速さから時間を求める算数問題をするとします。視覚での理解が得意なお子さまであれば問題や手順を図式化して、そこに当てはめながら答えを導き、聴覚での理解が得意なお子さまであれば、覚えやすい語呂合わせを考えて計算式を記憶します。また、体を動かすことが理解につながるようなお子さまであれば、問題にある距離を実際に歩き、感覚的に答えを導くヒントを見つけていきます。

ポイント

勉強が苦手・やり方が分からないというお子さまの多くは、これまでの経験から自信を失っていることも少なくありません。
そのため、できないことを責めるのではなく、苦手をカバーする手だてを支援したり、将来的なキャリアにつなげられるよう導いたり、プロセスを具体的に褒めたりと、学習が定着しやすいツールや自分で解決できるようになる方法を一緒に探しながら、意欲向上につなげていきます。

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まとめ

これまでの経験から得意分野や苦手なことへの自覚を持ち、自分の意思で取捨選択もできるようになる小学校5・6年生。中学校入学を控えている時期だけに、保護者さまはつい周囲の友だちと比べたり、「それじゃあ中学生になれないよ」なとど否定的な言葉をお子さまにかけたりしてしまいがちです。
しかし、苦手に至るまでの理由が必ずどこかにあったはず。そのプロセスに目を向けて、前向きに取り組めるようになる手だてを一緒に考えていきましょう。
お子さまが自身の体験から得た問題を解決していく力は、これから先の学校生活や友人関係を良好なものにし、さらにはいずれ社会に出てからの糧にもなっていくことでしょう。

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