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幼児(0~6歳)のお子さま

2~3歳児の課題と指導事例

2歳〜3歳児の不安と課題

2歳~3歳という年頃の子どもは、歩く・走る・ジャンプするといった運動能力の基礎ができ、自分でできることを積極的に増やしていこうとします。それに伴い自我も成長し、意思や欲求を言葉で表出できるようになってきます。
他のお子さまとの関係性も生活や遊び などを通じて徐々に深まっていき、一緒に遊ぶということを覚える年頃でもあります。

2歳の発達の目安

言語
・指差しをする
・「バイバイ」「おいで」「ちょうだい」に反応する
・名称が分かる

身辺自立
・スプーンフォークを使おうとする(握り持ち)

社会性
・促されて遊びに参加する
・保護者から離れて遊ぶ

このような時期に表れやすい発達障害や自閉症スペクトラムの兆候としてはどのようなものがあり、課題に対してどのように対応するべきでしょうか。LITALICOジュニアでの指導事例を紹介します。

発達障害とは?

LITALICOジュニアでの指導事例

課題 1

「言葉が遅い」

この年頃のお子さまは、言葉に意味があることを理解し、「ワンワン」「マンマ」などの単語を少しずつ獲得していきます。2歳から3歳の時期になると使える言葉も次第に豊かになり、「ワンワン、いる」などの2語文や、「パパ、あっち、行った」といった3語文も少しずつ身につくようになるでしょう。

同じ月齢のお子さまたちと比べた際に言葉数が極端に少なかったり、あまり言葉を発しようとしない様子が見られたりすると、保護者さまは不安に感じるのではないでしょうか。
言葉の発達は個人差が大きいため、そのような兆候に対して一概に「すぐに練習をしなければいけませんね」とは言えません。しかし、発達がゆっくりなお子さま(発達障害)や知的発達の遅れがあるお子さま(知的障害)の場合、一般に言葉の発達も遅れがちだと言われています。

例えば「1歳を過ぎても、意味のある単語をまだ話さない」「喃語 (なんご:幼児が発する意味のない声)があまり聞かれない」といった場合は、自閉症スペクトラムやアスペルガー症候群を疑ってみるべきかもしれません。(最近はアスペルガー症候群も自閉症スペクトラムの1つとされることが多くなっています)

指導事例

LITALICOジュニアの指導事例

言葉が遅いお子さまの場合

言葉の練習で重要なことは、「五感に代表されるいろいろな感覚から得られる体験」と、「その体験の際に周囲から発せられる言葉」を結びつけるということです。
LITALICOジュニアでは、動きがあるもの・音がなるもの・光るものなど、お子さまの興味をひきやすいおもちゃを使います。こうしたおもちゃを持って動かしたり、音を鳴らしたりしながらそれに関連する言葉を発します。言葉を発するときは、なるべく端的に、リズミカルに発します。

欲しいおもちゃ・やって欲しい遊び・行きたい場所など、お子さまにはいろいろな要求があるはずです。こうした要求を言葉として発する練習をし、言葉の発達を促します。
例えば、欲しいおもちゃをお子さまの目の前に置きます。お子さまが手を伸ばしたら、最初は黙って手渡してあげます。お子さまが自ら手を伸ばすという欲求があることを確かめるのが重要です。
手を伸ばすことがスムーズにできるようになったら、今度はおもちゃを遠ざけたりして、お子さまが取れないようにしてみます。その際にお子さまに対して「あ」などの音声を発して、お子さまがその発音を真似するように促します。「音声を口にしたらおもちゃを渡してくれるのだ」とお子さまが理解したら、欲求と言葉がだんだん結びついていくでしょう。

ポイント

いわゆる「幼児言葉」といわれる擬音語や擬態語のほうがお子さまの耳に残りやすく真似をしやすいので、例えば「クルマ」ではなく「ブーブ」、「お母さん」ではなく「マーマ」などの言葉を選びます。
「ピカピカ」や「ドンドン」、「クルクル」など、お子さまが興味を持って真似をしてくれる言葉を探しながら、使える言葉を1つずつ増やしていきます。

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教室の雰囲気や授業の進め方などを実際に体験できる体験授業をおこなっています。
事前にお子さまの様子をお聞きした上で、お子さまに合わせた授業を体験していただけます。

体験授業の流れ

課題 2

「誰かれ構わず叩いてしまう」

突然、理由もなく目の前にいる友だちを叩いてしまう。また「友だちと遊びたい、関わりたい」と思っているにも関わらず叩くという行動に出てしまう……
このような現象は、言葉の遅れや社会性・コミュニケーションの遅れが原因となることが多いようです。原因がわからないままやみくもに「なぜ叩くの?!お友だちを叩いちゃダメでしょう!」と叱りつけても、逆効果になってしまう危険性があります。

「友だちと遊びたい・関わりたいのにその方法がわからない」。また「力加減がわからないため結果的に叩くという行為になってしまっている」など、原因を解明することのほうが先決です。

指導事例

LITALICOジュニアの指導事例

叩いてしまうお子さまの場合

LITALICOジュニアでは、このようなお子さまに対して「なぜ叩いてしまうのか?」という原因を解明することから指導をスタートします。そして、例えば友だちに「遊ぼう」と言いたいのに、その伝え方がわからないのだという場合には、友だちとの関わり方について教えます。

友だちと遊びたい、関わりたいというときには、「ねえ」という関わりの始まりの言葉を真似して言ってもらうことなどが有効です。叩くという直接的な行動ではなく、「ねえ」という呼びかけによって、友だちに「遊ぼう・関わろう」の意思を伝えられるように指導します。

また発達の遅れが見られるお子さまの場合、感覚に何らかの問題があることが多いようです。
例えば、筋肉の曲げ伸ばしの感覚が学習できていない / コントロールできていない場合、友だちに軽く触れる・チョンチョンとつつくといったことができず、強く叩いてしまっているのかもしれません。
このような場合は、お子さまの手を取り、「肩をトントン」と力をコントロールする練習をしてみましょう。

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事前にお子さまの様子をお聞きした上で、お子さまに合わせた授業を体験していただけます。

体験授業の流れ

まとめ

2歳、3歳といった年頃のお子さまは、幼稚園や保育園への入園に備え、徐々に社会性を身につけていく必要があります。特に3歳ともなると年少さんデビューが間近に迫ってきます。

発達のスピードには個人差があり、同じ月齢のお子さまと比較して一喜一憂する必要はありません。
しかし、他のお子さまとの集団生活を意識して、できるだけ集団の中で不自由なくのびのびと生活できるよう生活環境を整え、必要な練習もしておいてあげたいものです。

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