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幼児(0~6歳)のお子さま

3〜4歳児の課題と指導事例

3歳〜4歳児の不安と課題

3歳~4歳児といえば、幼稚園・保育園の年中さんに該当する年頃です。

規則を守る・集団生活の中で我慢するということへの理解も徐々に進んでいくことでしょう。また身体能力的には体を巧みに動かしたり、全身のバランスをとったりという能力も発達してきます。

3歳の発達の目安

言語
・簡単な動作指示に応じられる
・形容詞「きれい」「あかい」や生活動詞「飲む」「歩く」が言える

身辺自立
・トイレ座って排泄をする練習ができる

社会性
・自分の気持ちを理解し、伝える
・物を介して、友だちと遊ぶ

学習
・数唱に反応する

4歳の発達の目安

言語
・2つの連続した指示に対応する
・名前、年齢など自分に関わることを聞かれて答える
・日常のあいさつをする

身辺自立
・衣服の着脱をし始める
・排泄のタイミングが分かる

社会性
・自分の感情を簡単な言葉で表す
・状況によっては、決められたルールや役割の中で、遊ぶようになる
・友だちと協力し始める

学習
・1~10までの数字が分かる
・物の増減、「増えた」「減った」を理解する
・塗り絵やお絵かきをする

しかし自閉症スぺクトラム障害や発達障害のあるお子さまの場合、スムーズに体のコントロールを身につけられない場合があります。また、数の概念に対する理解に大きく個人差が開きやすい年頃でもあります。
このようなお子さまに対して、LITALICOジュニアでおこなっている指導事例をご紹介します。

発達障害とは?

LITALICOジュニアでの指導事例

課題 1

「お遊戯会のダンスについていけない」

幼稚園や保育園に通うようになると、園の行事にも参加することになります。園での重要な行事として、お遊戯会などがあります。この年頃のお子さまがダンスの振り付けを一生懸命に覚えて、みんなと一緒に踊る様子はとてもかわいらしいものです。
しかし発達障害のあるお子さまの場合、自分の体を動かすイメージが捉えづらく、なかなかダンスの振り付けが覚えられないといった特徴がみられることがあります。
練習してもなかなか上達できず本人が嫌な思いをしたり、「もっとまじめに練習しなさい!」と叱られてやる気を失ってしまったりしないよう、周囲の配慮が必要です。

指導事例

LITALICOジュニアの指導事例

体を動かすイメージができないお子さまの場合

自分の体を動かすイメージがなかなかできないお子さまの場合、やみくもにダンスの練習をさせてもあまり効果はありません。体のイメージを少しずつ着実につかんでいく練習が必要です。
LITALICOジュニアでは、このような場合はスモールステップで取り組んでいくことを推奨しています。
スモールステップとは、取り組む課題をいくつかの小活動単位に区切り、その小活動ごとに練習して1歩ずつ上達を目指すという方法です。

ダンスやお遊戯には、物事を学ぶにあたって大変重要な真似をするという要素がふんだんに盛り込まれています。
他者の動きを見て、自分の体を同じように動かすには、イメージする力が必要で、簡単なようで意外に難しいものです。しかし、真似をして覚えることを繰り返し練習していくことで、学習やコミュニ ケーションでも他者の真似をして覚える・できるようになるという能力全体を高めることができるようになってきます。

体を動かすイメージをつかむための練習としては、いろいろな角度や位置に手をかざし、お子さまにその手に素早くタッチしてもらうなどの運動がおすすめです。タッチするべき対象との距離感をつかみ、次のタッチ先を見つけるための目の動きや、体を曲げ伸ばしした時の体のバランスの取り方などを楽しく自然に身につけていくことができるでしょう。

ポイント

1つの活動目標を達成するたびに「できたね!」とお子さまと一緒に喜び、達成感を得やすくすることで、次の小活動に取り組むモチベーションを高めていきます。
こうしたスモールステップを積み重ねることで、若干時間はかかるものの最終的に課題全部ができるようになっていきます。

LITALICOジュニアの授業を体験してみませんか?

教室の雰囲気や授業の進め方などを実際に体験できる体験授業をおこなっています。
事前にお子さまの様子をお聞きした上で、お子さまに合わせた授業を体験していただけます。

体験授業の流れ

課題 2

「個数・量の感覚が把握できない」

お風呂に入っているときなどに、よく暖まってからあがるよう、「いーち、にー、さーん……」と数を数えてあげたことはありませんか?
お子さまはそれを耳で記憶して、同じように「いーち、にー、さーん……」と数を数えられるようになります。これを数唱といいます。

しかし、数唱ができるようになったからといって、数の概念を理解できているとは限りません。
「いち、に、さん」がそれぞれ1、2、3という数や量と結びついている(個数・量の感覚と一致している)状態にならないと、数えることはできますが「2個ちょうだい」は理解できないということになります。

指導事例

LITALICOジュニアの指導事例

個数・量の感覚が把握できないお子さまの場合

このような場合は、まずざっくりとした量の感覚を把握させることと、物の個数と数えるという動作を対応させることを練習していきます。

数の感覚を把握するために、最初は極端な例から練習をはじめます。
例えば2つのお皿を用意して、1つのお皿に小さなおもちゃ(指人形やミニカーなど)を10個、もう1つのお皿には1個入れます。10個のおもちゃが入ったお皿を指さして、お子さまに「いっぱい / たくさん」と伝え、1個のおもちゃが入ったお皿を指さして「ちょっと / すくない」と伝えます。
「いっぱいはどっち?」「ちょっとはどっち?」とお子さまに質問して、それに答えてもらいます。正確に答えられるようになったら、「いっぱい」のお皿からおもちゃを1つずつ減らしていき、判断が難しくなるようにします。

こうした練習を繰り返して「多いとは何か、少ないとは何か」ということを感覚的に把握してもらいます。おもちゃなどを複数並べて、お子さまの手をとり、数を発音しながら指を動かして、一緒に指さしをしていきましょう。
最初は2~3個からスタートして、慣れてきたら徐々に個数を増やすといいでしょう。

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事前にお子さまの様子をお聞きした上で、お子さまに合わせた授業を体験していただけます。

体験授業の流れ

まとめ

お子さまは全員が足並みをそろえて発達していくわけではありません。
この年頃のお子さまは能力の個人差が開きやすいため自分の子どもにできないことが目につきやすいのですが、適切な指導をしてあげることでグングン能力を伸ばし、小学校にあがる頃にはむしろ得意になっていたというようなことも少なくありません。

3歳~4歳という年頃は、自我の形成が進み自意識を持つ時期でもあります。自分と他者の区別がはっきりとわかるようになることで他の子にはできるのに自分にはできないという不安や葛藤を持ち始めるかもしれません。
そうしたことがないよう、周囲の理解と適切な支援が必要ではないでしょうか。

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