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「自閉症スペクトラム障害(自閉症)の特徴が現れるのはいつ?」

自閉症スペクトラム障害(自閉症自閉症スペクトラム障害)は、社会的なコミュニケーションと、反復的な行動パターンによって診断されます。しかし、お子さまによって、見られる行動パターンは様々です。具体的な特徴が見られる時期と症状を見ていきましょう。

自閉症スペクトラム障害(自閉症)の症状は生後2年目の間に気づかれる

自閉症スペクトラム障害の症状は、典型的には生後2年目(月齢12~24か月)の間に気づかれますが、時期は前後することもあります。自閉症スペクトラム障害は生まれつきの脳機能の障害であるため、教育やしつけが悪いわけではありません。具体的には「社会的コミュニケーションと対人のやりとりの難しさ」と「行動、興味、活動が限定され、反復的である」という症状によって定義されます。

「社会的コミュニケーションと対人のやりとりの難しさ」については、具体的に次のような行動が見受けられます。
・人見知りが激しい
・ごっこ遊びなど想像上の遊びを他者とおこなうことができない
・視線を合わせることや身振りでコミュニケーションすることが難しい

「行動、興味、活動が限定され、反復的である」については、具体的に次のような行動が見受けられます。
・おもちゃを一列に並べたりものを繰り返し同じ動作をして遊ぶ
・小さな変化に対する苦痛がある
・感覚刺激に対する過敏さや鈍感さがある

自閉症スペクトラム障害(自閉症)の子どもに見られがちな「クレーン現象」とは

自閉症スペクトラム障害(自閉症)の子どもに見られがちな「クレーン現象」とは

クレーン現象とは、保護者さまなど他人の手を取って物を指したり、取らせたりしようとする行為のことです。自閉症スペクトラム障害のお子さまは言語的に要求をしたり指さしをすることが苦手なことから、クレーン現象が多く見られがちです。

ただし、注意したいのは「クレーン現象があるからといって自閉症スペクトラム障害とは言い切れない」ということです。同じ現象は定型発達のお子さまにも見られます。例えば、りんごを取って欲しい場合でも「りんご」という単語をおぼえていなければ意思伝達をすることはできません。幼い子どもの場合は言葉や指さしで伝える前に、保護者さまの手を介して取ろうとする傾向が見られます。1度や2度クレーン現象が見られたからといって自閉症スペクトラム障害を疑う必要はありません。

気づきのタイミングはいつ?

自閉症スペクトラム障害の気づきは、多くの場合乳幼児健康診査の機会か、保育所や幼稚園で先生から指摘されるタイミングです。その気づきのタイミングで、地域の専門家とつながり、必要なサポートを一緒に考えていくが重要です。サポートは、お子さまの成長や保護者さまの状態に併せて様々なサポートを相談してみましょう。

 

※「自閉症(自閉性障害)」「広汎性発達障害」「アスペルガー症候群」は、2013年に改訂された『DSM-5』(『精神疾患の診断・統計マニュアル』第5版)で、「自閉症スペクトラム障害/自閉スペクトラム症」という診断名に統合されました。

【参考資料】

*書籍
『イラスト図解 発達障害の子どもの心と行動がわかる本』田中康雄/監修、西東社/刊

文責:榎本大貴
監修者:LITALICO研究所 所長 博士(障害科学) 野口晃菜

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