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療育(発達支援)とは

療育(発達支援)とは、障害のあるお子さまやその可能性のあるお子さまに対し、個々の発達の状態や障害特性に応じて、今の困りごとの解決と、将来の自立と社会参加を目指し支援をすることです。「療育」という言葉はもともと身体障害のある子どもへの治療と教育を合わせたアプローチを表す用語として使われていましたが、今は障害のある子どもの発達を支援する働きかけの総称として使われることが多いです。なお、「発達支援」という言葉もほぼ同義語として使われています。
お子さまは、一人ひとり発達のスピードが異なります。特に障害のあるお子さまの場合、その子の発達の状況や障害特性に合わせた関わりをすることにより、できることを増やしたり、隠れている力を引き出すことができるといわれています。そのため、療育(発達支援)ではお子さまの現在の困りごとや発達の状況、障害特性に応じて、個別の支援計画を作成し、支援を進めていきます。例えば言葉をつかったコミュニケーションが難しいお子さまについては、発音の仕方を教えたり、コミュニケーションの取り方を教えたりします。また、お子さまのご家族への支援もあわせて実施されています。

発達障害かも?と思ったら

療育(発達支援)を担っている機関と選び方

療育(発達支援)を担っている機関としては、児童福祉法に基づく児童発達支援センターや児童発達支援事業所があります。これらの支援施設は幼児(0~6歳)のお子さまが対象となっており、集団での支援や個別での支援がおこなわれています。また、小学生以上のお子さまは放課後等デイサービスの対象となります。自治体や運営している機関により、集団や個別などの支援形態、どのような支援が受けられるのかが異なるので、問い合わせや見学をしてみることをおすすめします。また、その他にも民間の教室として運営している療育(発達支援)施設もあります。
療育(発達支援)には、言葉やコミュニケーションに焦点を当てたアプローチや、身体の使い方に焦点を当てたアプローチ、かんしゃくなどの行動に焦点をあてたアプローチなどがあるため、お子さまの状態に応じたアプローチが受けられる療育(発達支援)機関を選ぶことをおすすめします。また、保護者さまが子どもとの接し方を学べる親子プログラムやペアレントトレーニングプログラムなどの家族支援を実施している支援機関や、保育所や幼稚園・学校に訪問支援をする保育所等訪問支援事業を実施している支援機関もあります。

療育(発達支援)における支援事例

ここで支援事例をご紹介します。上記に記載の通り、療育(発達支援)の支援内容はお子さまの発達の状態や特性によって様々ですので、例としてお読みください。

身支度に時間がかかる5歳のBさんの場合

幼稚園の年中さんのBさんは、朝の着替えや出かける前の身支度などがとても苦手でした。やることがとても多く、次に何をしたら良いかわからず、どうしても他の家族の行動やテレビが気になって動きが止まってしまっていました。加えて、Bさんはボタンはめや袖に腕を通すなどの動作が苦手でした。そこで、個別支援の中では順序通りに行動をすることと、一人で着替えをすることを目標にしました。まずは療育施設の中で予定を視覚的に示したスケジュール表を使い始めました。①くつとジャケットを脱ぐ、②手を洗いうがいをする、③部屋に入り水筒とカバンをかごに入れる、などのスケジュール表を見ながら行動する練習をしました。また、その他に一人で着替えがスムーズにできるように、身体の動かし方を知るプログラムも実施しました。結果、スムーズに朝の支度ができるようになりました。

発達障害かも?と思ったら

さいごに

特に障害のあるお子さまは、一人ひとり成長の仕方やスピードが異なります。その子に合った接し方や環境を用意することが、療育(発達支援)機関の役割です。お子さまに合った支援を探しておられる保護者さまは、お近くの支援機関にお問い合わせてみてください。

文責:LITALICO研究所 所長 博士(障害科学) 野口晃菜

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