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発達障害とは

不登校の原因について
2015.11.12
  • 不登校

一概に不登校といっても背景や要因はさまざまで、家庭に問題があることもあれば、学校に問題があることもあります。復学をさせたい一方で「理由を尋ねても教えてくれない」「傷ついている我が子に対してどう関わればいいのか分からない」という親御さまも少なくありません。今回は現代日本が抱える不登校問題をテーマに、最近の動向および長期にわたって欠席してしまう原因について紹介したいと思います。

不登校児は中学校が最も多い

不登校児は中学校が最も多い

文部科学省によると「不登校児童生徒」は何らかの心理的・情緒的・身体的あるいは社会的要因・背景により、登校しないあるいはしたくともできない状況にあるために年間30日以上欠席した者のうち、病気や経済的な理由による者を除いたものと定義されています。

内閣府の「平成25年版 子ども・若者白書」では、2011年度における不登校児の数は、小学校が22,622人(生徒数の0.33%)、中学校は94,836人(同2.64%)、高校は56,292人(同1.68%)となっています。中学校の不登校児は減少傾向にあるものの、小中高における総数のうち中学2、3年が全体の約4割を占めていることから、依然として高い数値であることが分かります。

不登校児童生徒が在籍している学校の割合は、小学校全体の43.8%、中学校全体の85.1%、高校全体の82.6%となっています。小学校は比較的少ない一方、中学校や高校ではほとんどの学校で不登校が発生している状態です。

不登校のきっかけ

不登校の理由は大きく分けると「学校に関連するもの」「家庭に関連するもの」「本人に関連するもの」の3つに分類可能です。主な理由としては以下のようなものが挙げられます。

(1)学校に関連するもの
・いじめ
・友だち関係
・学業の不振
・入学や進級時などの不適応

(2)家庭に関連するもの
・親子関係
・家庭内の不和
・家庭における生活環境の変化

(3)本人に関連するもの
・無気力
・遊び・非行
・不安など情緒的混乱

文部科学省「児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査」によると、小学校では「不安など情緒的混乱」による不登校が最も多く、中学校・高校と比べて家庭を原因とする不登校が目立つ傾向にあります。特に小学校の低学年は母親から離れることに不安を抱きやすいようです。

中学校では「不安など情緒的混乱」とならんで「無気力」が最も多く、他にも「遊び・非行」など、本人を原因とするものが多い傾向にあります。また、「友人関係」や「学業の不振」など学校側の原因で不登校になる生徒も多いようです。

高校では「無気力」が最も多く、「不安など情緒的混乱」「遊び・非行」と続きます。原因のほとんどは本人にまつわるものです。小学校・中学校と比べて、家庭を原因とする不登校が少ない傾向にあります。

原因を取り除くことは困難

不登校問題は非常に複雑です。原因を取り除けば復学できると思いがちですが、不登校のほとんどを占める「無気力」「不安など情緒的混乱」は一朝一夕で対処できる問題ではありません。また問題が1つだけというのは珍しく、複数の理由が絡み合っていることが少なくありません。

お子さまのために原因(犯人)探しをする保護者さまもいらっしゃいます。しかし、お子さまの問題に保護者が介入することで症状が悪化したり、新たな問題(いじめなど)が発生したりする恐れがあります。

無理に原因を取り除こうとするのではなく、ときにはそっと見守ったり、自宅学習や通信制の学校を利用したりするなど、臨機応変に対処することも1つの手段といえるのではないでしょうか。

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