防災対策について考えよう
このたびは平成30年6月の大阪府北部を震源とする地震により被災されたお客さま、また7月豪雨により被災されたお客さまに心から謹んでお見舞い申し上げます。
事前対策や災害後に役立つアイテムや防災に関する記事、LITALICOジュニアの教室でおこなった避難訓練についてご紹介いたします。
困ったときに役立つ防災アイテム
◎防災ハンドブック
起こりうる困りごとや支援方法が具体的に記載されています。
◎緊急避難マニュアル
お子さまに視覚的に指示を提示することでより伝わりやすくなります。
◎東京防災
災害時に必要な内容が詰まった一冊です。
◎お名前シール
迷子対策に名前が書かれたシールです。
◎ヘルプマーク
https://h-navi.jp/column/article/677
周りの方に支援が必要であることを伝える手段になります。
防災に関する記事
防災、みんなどうしてる?発達ナビアンケートで集まった防災アイデア、災害時に気をつけたいこともご紹介!
https://h-navi.jp/column/article/35026587
避難所での配慮、知っておきたい6つのポイント
https://h-navi.jp/column/article/662
「避難行動要支援者」への支援を知っていますか?支援の必要な人を災害から守る取り組みをご紹介します。
https://h-navi.jp/column/article/35026572
LITALICOジュニアの教室でおこなった避難訓練
◎警報が鳴ったときのお子さまへのアプローチ方法
①穏やかな声で具体的な指示を出す
②スケジュールや見通しを伝える
③伝わりずらい時は文字や絵、実物を見せて説明する
④危険な行為が分からない場合があるので近くで見守る
◎事前に準備したこと
口に出して言うだけの情報だと忘れ、わからなくなったりすることが想定されるため、事前にイラストや地図を提示しながら避難時の約束ごとなどをお子さまと確認しました!
近隣の方にも上記4つのお子さまへの指示の出し方・関わり方について共有しご協力いただきました。
◎訓練の様子
実際に警報を鳴らし消防署の方が教室に来たことで、緊張する子、大丈夫だよとお友達に声かけをする子、ただ立ちすくむ子、指導員にしがみつく子など、様々な反応をするお子さまがいました。
教室から避難場所までは、事前に確認をした約束ごとを守って行動しながら移動することができ避難場所へ着くとお子さまたちもほっとした様子でした!
◎訓練を終えて
お子様が多ければ多いほどサポートをする大人の人数が必要となり、安全を確保するために事前の避難訓練の重要性を感じました。
教室では、実際の訓練を通してお子さまに必要な補助や指示の出し方について理解が深まったようです☆
ご家庭でも避難時の準備やお子さまとの約束ごとを事前に確認しておくと良いかもしれませんね。