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発達障害とは

アスペルガー症候群と遺伝との関係性
2015.12.03
  • アスペルガー症候群・高機能自閉症

アスペルガー症候群とは、広義の自閉症に含まれる障害です。自閉症に見られる症状のうち「コミュニケーション障害」と「パターン化した興味」が強く見られる以外には目立った障害はありません。知的発達にほとんど遅れが見られないのが特徴です。
ほかの障害と違って症状が表れにくいことから、学童期以降または成人になってからはじめてアスペルガー症候群と分かることも多かったのですが、最近は認知度の高まりによって幼少期から診断を受けるケースが増えてきました。アスペルガー症候群は先天性のため遺伝性の障害と思われがちです。しかし、それはあくまでいくつかの可能性のうちの1つに過ぎないといえます。

アスペルガー症候群が発症する原因

アスペルガー症候群が発症する原因

文部科学省によるとアスペルガー症候群とは「知的発達の遅れを伴わず、かつ自閉症の特徴のうち言葉の発達の遅れを伴わないもの」とされています。高機能自閉症と同じく広汎性発達障害の1つに分類されています。
アスペルガー症候群の発症率は4,000人に1人くらいといわれていますが、知的発達を伴わない非定型自閉症を含めた「広義のアスペルガー症候群」は、500人に1人ぐらいといわれる自閉症の患者よりも多くなるそうです。
アスペルガー症候群の原因は生まれつき症状がある先天性のものと、生まれたときには障害がなかったものの事故などの外傷によって発症する後天性のものとがあります。先天性のものについては原因がまだよく分かっておらず、現時点では遺伝的な要因が複雑に絡み合って起こる「脳機能の障害」という説が一般的です。

アスペルガー症候群は子どもに遺伝する?

アスペルガー症候群が属する自閉症スペクトラム障害(ASD)の発生には、双子での研究によって遺伝情報が関係していることが分かってきました。遺伝情報が同じ一卵性双生児が同時に発達障害となる確率は約50~80%であるのに対して、遺伝情報が異なる二卵性双生児の場合は約20~30%と低い割合であることから、遺伝情報が関係していることは明らかです。ただし、アスペルガー症候群の遺伝情報があるからといって必ずしも発症するというわけではありません。でなければ遺伝情報が同じ一卵性双生児の同時発症率は100%となるはずです。つまり、遺伝情報はあくまで1つの要因に過ぎません。ここ10年間でアスペルガー症候群の症例が増加している点についても同様で、遺伝情報だけで証明することは不可能です。

不安な場合は診断を

アスペルガー症候群は現代の医学でも原因が分からず、因子をもっている夫婦の子どもが発症しないこともあれば、親族にアスペルガー症候群の人がいない場合にでも発症してしまう可能性もあります。遺伝はあくまで1つの要因に過ぎません。胎内環境や妊娠中のトラブルなどから脳機能に障害を負い発症するケースもゼロではないようです。
最近はアスペルガー症候群の認知度が上がったこともあり、幼少期に診断をする人が増えています。発達障害は早めに診断を受ければ、その分発達に合った適切な療育が可能です。
子どもに「アスペルガー症候群かな?」という症状がみられた場合は一度診断を受けてみてください。LITALICOジュニアでは心理検査(一般的な知能検査または発達検査)を実施しています。お子さまの得手・不得手を客観的に見られるだけでなく、指導員がお子さまとの適切な関わり方を具体的にご提案いたします。お気軽にご相談ください。

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