成長事例
計画を立てても最後までやり遂げられない
やりはじめたことを最後までやりきることができません。
小学生2年生の子どもがいます。集中力がなく、やりはじめたことを最後までやりきることができません。
自分からやりたいと言ってはじめても、途中で飽きてしまいます。
アドバイス
集中できる環境と具体的なスケジュールを設定できるように促しましょう。
原因・分析
お願いされたことを最後までやりきれないお子さまにとって、「最後まで」の意味が具体的に分かっていない場合があります。また、量や難易度が合っていないことも原因かもしれません。「最後まで」を理解するために、スケジュールを見えるように可視化したり、チェックリストなどを利用したりするなど、過程が見える工夫をします。
LITALICOジュニアの指導例
集中できる環境を整える
まずは集中できる環境を整えてあげます。気になりやすいものはお子さまから見えないように配置します。何を・どうやって・どのように・どれだけ・おわったらどうするか、やるべきこととスケジュールをはっきりとお子さま自身で設定するように促します。
こまめに褒める
お子さまができていることをこまめに褒め、モチベーションを維持できるようにします。褒めるだけではモチベーションが保てないお子さまには、スタンプカードなどを用意して、開始から完了まで細かいステップを設定し、できるごとにスタンプを押してあげます。スタンプが○個たまったら好きな活動をしてもいいというルールを設けることでモチベーションを維持できるようにします。
お子さまの成長事例
お願いしたことを最後までやりきれないお子さま。好きなことや相談して決めたことから取り組み、お子さまが達成感を得られる体験を積みました。徐々に家庭でも最後まで取り組めることが増えていきました。課題の範囲や理解が伴ってくると、「もっとやれる」「頑張ってみようかな」という気持ちが少しずつ芽生え、自発的に難易度を上げたり、できる量を増やしたりする姿勢が見られてきています。
LITALICOジュニアの授業を体験してみませんか?
LITALICOジュニアでは、お子さまや保護者さまが安心して利用を開始できるように、入会前に体験授業を受けていただくことをおすすめしています。