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LITALICOジュニアとは

「 【成長の様子】「5歳になってもしゃべらない」自閉スペクトラム症・知的障害(知的発達症)のお子さま 」

利用教室:LITALICOジュニア池袋教室(幼児教室)

言葉を使ってやりとりができない5歳の男の子

お子さまが「言葉は発するけど、状況とあっていない」「言葉でコミュニケーションをとれない」というお悩みをもつ方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

本記事では、ASD(自閉スペクトラム症)と知的障害(知的発達症)の診断があるまさや君(仮)の言葉の発達について実際の事例を通してご紹介します。

LITALICOジュニアの授業を通してまさやくんができるようになったこと

・発語が増えた
・物をみてその名前を言えるようになった(言葉と物のマッチングができるようになった)
・自分がほしいものを言葉で伝えられるようになった

しゃべらない子どもへのアプローチ方法とは?LITALICOジュニアでの授業内容をご紹介!

ここからは、実際にまさやくんがLITALICOジュニアでどんな授業を受けたのかご紹介します。

ポイント1:楽しい関わり遊びの中で言葉を引き出す!

 

まずは、まさや君の好きな活動に一緒に取り組むことから始めました。まずは、まさや君にとって先生が一緒に遊ぶ楽しい存在であることを、知ってもらうためです。

 

言葉の練習をするときは、急に言葉から始めるのではなく、LITALICOジュニアで過ごすのが楽しい、先生と遊ぶのが楽しい、と思ってもらい、気持ちを高め、人との関わりを楽しむ経験を育むことから始めます。

まさや君のように気持ちが乗ってくると、言葉を発するけれど、相手に向けてしゃべらないお子さまへのアプローチの多くはここからスタートします。

 

 

そして、先生とまさや君は、まさや君の好きな本を一緒に読んでみたり、同じカードを眺めたり、言葉以外のコミュニケーションを通じて、関わりを続けました。

 

楽しくなったまさや君は「おはな!」や「あか!」など、自分の話すことができる言葉を出すようになりました。言葉が出たときには、先生はすかさず「おはなだね!上手に言葉で言えたね」と繰り返し、まさや君が喜ぶこちょこちょをします。

 

 

このように、言葉を発するとまさや君にとって嬉しいことが起こる、という経験をたくさん積みます。これを繰り返していくうちに、まさや君はこちょこちょをしてほしい時、先生のほうを見て、何かしらの言葉を言うようになりました。

 

そのたびに先生は笑顔で、その言葉を繰り返し、こちょこちょをして、まさや君と遊びました。2ヶ月ほど経つと、まさや君の出す言葉が増えてきました。まさや君は言葉を知らないわけではなく、お母さんも驚くほどたくさんの単語を知っていました。

ポイント2:言葉と実物とのマッチングの練習

 

次に、名詞と実物とをマッチングする練習を始めました。まさや君が何気なく「あか!」といったときに、先生は赤い色のおもちゃやブロックをまさや君に見せながら「これ「あか」だね!」と言い、そのあとまさや君が喜ぶこちょこちょをします。

 

こうした練習を繰り返していくと、今までは思いついたときに言葉を発しているだけだったのが、赤いブロックをまさや君に見せると、「あか」とそのものの色を言えるようになりました。このように、言葉と実物とのマッチングができたときには、こちょこちょのご褒美を繰り返し行いました。


そうすることで、今まではまさや君が今までは思いついたときに言葉を発しているだけだったのが、先生が見せたものやカード、ブロックを見て「くるま」「青」など、ものの名称や色言えるようになりました。

 

LITALICOジュニアの授業を通じて、「言葉を話すと楽しいことができる」という経験を積みながら、言葉と実物をマッチして理解することができるようになり、先生が見せたものやブロックやカードを見て、そのものの名称を話すようになりました。


まさや君は言葉の役割や使い方を理解することができるようになったのです。
そして、練習を積み重ねていく中で、自分がほしいものを言葉で話すようになり、家庭でもそのやりとりがどんどん増えていきました。

まさやくんの成長の様子のまとめ

まさやくんが「話して楽しい!」という経験を積むことを大切にしながら授業をおこなうことで、自ら話す機会を増やすことができました。

 

話すことが楽しいことと分かってきたら、適切な場面で言葉でやりとりができるように、言葉と物のマッチングや言葉での要求の練習もおこないました。

 

LITALICOジュニアの授業は、お子さまの得意不得意、感覚特性、すきなものなどを丁寧にアセスメント(行動分析)した上でプログラムを組み実施されます。

 

まさやくんの場合は、アセスメント(行動分析)からこちょこちょ遊びがすきなことが分かっていたので、授業でまさやくんが発語したときや言葉で伝えられたときなどに、こちょこちょ遊びをしました。また、言葉自体は知っていて発信部分に課題があることもアセスメント(行動分析)から分かっていたので、授業ではまさやくんのスキル感にあわせて発信の練習を段階的におこないました。

 

LITALICOジュニアでは、ご家庭ではわかりづらいお子さまの得意不得意や現状の課題感を丁寧に分析し、お子さま一人ひとりに合わせた授業をおこないます。

 

まずは体験授業で実際の授業をぜひ体験してみてください!くわしく知りたい方は無料で資料請求も可能です。お気軽にお問い合わせください。

言葉の発達に関する指導事例が豊富!LITALICOジュニアで体験を受けてみませんか?

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LITALICOジュニアでは、言葉の遅れなど、発達がきになる子どもの指導例が豊富にあります。

LITALICOジュニアではお子さまの好きなものを使いながら、お子さまが楽しみながら学べる環境を用意し、日常生活を過ごしやすくなるように課題にアプローチしています。

「言葉が遅い」「意味のある言葉をしゃべらない」など気になることがある方は、無料相談や体験授業からご案内ができますので、お気軽にお問い合わせください。

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LITALICOジュニアはお子さま一人ひとりの得意や苦手を見つけ、それぞれの特性に応じた指導をおこなう教室です。発達障害児支援の専門家が監修する教育プログラムや1万点以上のオリジナル教材でお子さまに最適な指導を提供しています。お子さまの発達や学習について、まずはお気軽にご相談ください。

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