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成長事例

お子さま(8歳/小2)の成長の様子 「 あんなに嫌がっていた漢字の学習に、自分から取り組むようになりました。 」

小学校2年生のたいきくん(仮名)の指導事例をご紹介します。

「小学2年生で、早くも漢字への苦手意識が芽生えていて心配」

「小学2年生で、早くも漢字への苦手意識が芽生えていて心配」

保護者さまからのご相談としては、「何回同じ漢字を書いて練習をしても、漢字を覚えることができません。漢字テストもなかなか〇がつきません。家でも毎日宿題で漢字練習をしていますが、書くのに時間がかかり、宿題をすることもどんどん嫌になっています。」と、小学生になって習い始めた漢字がなかなか習得できず、やる気もなくなっていることを心配され、LITALICOジュニアへお問い合わせいただきました。

困っている原因は「漢字の見え方」と「目で見た情報の記憶」に

LITALICOジュニアでは、まずはたいきくんの見え方や捉え方の特性や、興味・関心を探り、つまずいている原因を分析しました。
たいきくんは、漢字の形を想起することが難しく、形を思い出すことに時間がかかっていました。漢字以外にも複雑な図形を記憶することにも困難さがあり、目で見た形を記憶に留めることに困難さがあることが分かりました。
反面、テレビで見たアニメのセリフを全部覚えていたり、歌詞を全部覚えていたりするなど、耳からの情報の記憶は得意なことが分かりました。また、たいきくんはゲームが大好きなこともわかりました。

本人の得意な「歌」や大好きな「ゲーム」の要素を取り入れて、苦手意識を克服

LITALICOジュニアへ通い始めた当初、たいきくんは漢字に対してかなり忌避的になっており、学習に取り組むことに抵抗感もありました。そこで、まずは漢字の学習が楽しいと思える授業の工夫からスタートしました。

<好きなアニメの歌を替え歌に>

たいきくんの好きなアニメの歌を替え歌にし、漢字を分解して(三人が日向ぼっこしている「春」など)歌詞にしておもしろおかしく歌ってみたところ、少しずつ、漢字に対する抵抗感が薄れていきました。そのうち自分でもどんどん新しい歌を作るようになりました。

<漢字画数バトルにチャレンジ!>

より画数の多い漢字にもチャレンジしてみるために、「漢字画数バトル」という画数の多さで競うゲームを取り入れた授業もしてみました。このゲームにはまったたいきくんはより高学年の漢字を自ら調べるなど、意欲が増しました。

最終的には自分の学年の漢字をすべて覚えることができました。

スモールステップで「やりたい」「できる」気持ちを大切に

たいきくんのように、取り組もうとする課題に対して苦手意識や「できない」という気持ちが強くなっているお子さまの場合、自分に合っていない学び方(たいきくんの場合はひたすら書くという方法)で無理矢理学ぶことを強要されると、苦手意識は余計に高まります。

また、「自分は漢字が苦手だからダメだ」「どうせできない」と無気力になり、本来できることに対しても消極的になってしまう可能性もあります。

最初から難易度の高い課題を提示したり、「漢字テストで◯点」という目標にするのではなく、「これならできる!」「やってみたい!」と思えるような方法を見つけ、一緒に取り組みました。それを達成することで自信をつけ、自然とステップアップできるよう、LITALICOジュニアではお子さまに合わせた学び方を見つけ、学習計画を立てて、授業を進めます。

授業をモニタリングすることで、家での関わり方も学べる

LITALICOジュニアでは、保護者さまが指導員とお子さまの授業の様子をタブレット端末でモニタリングできます。
たいきくんの保護者さまも、毎回の授業を見て、家庭でのコミュニケーションに役立てていました

<保護者さまの声>

「とにかく漢字が嫌いで、一時期は、家でも泣きながら宿題に取り組んでいて、見ているこっちもつらくなっていました。LITALICOジュニアに通うようになって、こんな漢字の覚え方があるんだな、と単純に驚きましたし、本人の好きなことを取り入れて勉強をするので、たいきも毎回楽しく漢字学習をできました。」

「結果的には、漢字テストでも〇がつくようになり、自信もついています。なかなか親だけでは発想できないし、手もかかって教えにくい方法なので、LITALICOジュニアの先生が子どもに合わせて教えてくださり、助かっています。今では、家でも漢字の歌を歌っています。「こんなに覚えたんだよー!」と教えてくれます。」

 

お子さまがのつまずいている原因がどこにあるのかを探ることで、その子に合った学習方法が見つかりやすくなります。
つまずきの原因を探してみたいという方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

【参考資料】

監修者:博士(障害科学) 野口晃菜

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