LITALICOジュニア3歳児健診で発達の遅れが発覚。目も合わなかった息子が大きく成長
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3歳児健診で発達の遅れが発覚。目も合わなかった息子が大きく成長

2022年10月18日公開 | LITALICOジュニア編集部

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LITALICOジュニア3歳児健診で発達の遅れが発覚。目も合わなかった息子が大きく成長
言葉の遅れのほかに、嫌なことがあると手に負えないほど癇癪を起していたというHくん。LITALICOジュニアに通う前は、お母さまも子育ての悩み事を言語化できないほど「何もかも困っていた」そうです。そんなHくんは、LITALICOに通って、癇癪が減り、自分から言葉で要求を伝えられるようになりました。

今回は、LITALICOジュニアを利用されてからこれまでの変化について伺ってみました。
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目次

プロフィール

Hくん

年齢:6歳9ヶ月

ジュニア歴:2年3ヶ月

診断名:自閉スペクトラム症、知的障害

困りごと

  • 嫌なことがあると癇癪を起こす
  • 指示理解が通らない
  • 集団行動が苦手
  • 気持ちの切り替えが苦手
  • 自分の気持ちを言葉で伝えられない

通ってからの変化

  • 自分の気持ちが伝えられるようになった
  • 周囲の声掛けや指示が理解できるようになった
  • 今は友だち想いになった

目が合わないなど、言葉以前もコミュニケーションにも課題

LITALICOジュニア目が合わないなど、言葉以前もコミュニケーションにも課題

息子の発達が気になり始めたのは1歳半頃でした。ふとまわりを見渡したときに「え!?みんなこんなに喋れるの?」「あんなにいろんなことができるの?」と我が子との違いに驚いたんです。息子は初めての子どもなので、何歳の子はこれくらいのことができるという“平均”を私たち夫婦もあまり分かっていませんでした。3月生まれということもあったので、月齢の違いかな程度に考えていたと思います。ただ、今になって振り返ると呼びかけても反応が薄かったり、目が合わなかったりと言葉以前のコミュニケーションの問題がありましたね。

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散歩へのこだわり、帰宅を促すと癇癪に

LITALICOジュニア散歩へのこだわり、帰宅を促すと癇癪に

言葉や発達の遅れのほかに、自分の世界へのこだわりがものすごく強いことにも気になり始めました。下の子どもが生まれた頃、息子のなかで“散歩ブーム”があって、3時間くらい永遠と散歩をするんです。特に気に入っていたのが最寄りの駅の階段の登り降り。駅で階段を上がって、エスカレーターで降りるというのを延々と何時間も続けていました。やめさせようと説得しても全然通じなくて…。中断すると癇癪を起こし、体を地べたに打ちつけたり、地団駄を踏んだり…。それを人目もある駅でやられると私も辛くて、下の子を抱っこしてさらに泣き叫ぶ息子を抱きかかえて家に帰ったりすることもありました。

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3歳児健診で発達の遅れが発覚し、LITALICOジュニアへの通所を開始

LITALICOジュニア3歳児健診で発達の遅れが発覚し、LITALICOジュニアへの通所を開始

そんなことが続いたのがちょうど3歳児健診の直前くらいで、保育園の先生からも発達の遅れがあるかもしれないと言われたんです。私自身が息子の相手をするのが辛い気持ちになることもあったので、そのときは「やっぱりそうか」と逆に安心しました。その後の3歳児健診で、発達の遅れを指摘されたという流れです。

 

それから発達支援専門の教室を探し始め、インターネットの広告で見かけたLITALICOジュニアに体験に行ってみることにしました。他にもいくつか体験や見学に行ってはみたのですが、LITALICOジュニアの教室はとてもカラフルで、先生たちもとても明るくて好印象でした。体験を受けたときに短い時間のなかで先生が息子の困りごとやそれに対する目標をリストアップしてくれたんです。当時の私は「もう、何もかも困っている」という感じだったのですが、言語化されたことで客観的に息子の課題を知ることができて、LITALICOジュニアの先生方はさすがだなと思いました。

 

他の教室では小集団の体験も受けたのですが、本人もついていけない様子だったこともあり、LITALICOジュニアの個別指導でお世話になることを決めました。

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癇癪が減り、自分の言葉で伝えられるように

LITALICOジュニア癇癪が減り、自分の言葉で伝えられるように

LITALICOジュニアに通う前は、嫌なことがあると泣き叫んだり、癇癪を起こしたりしていたので、何が嫌なのか、休憩したいのか、助けて欲しいのか、自分の気持ちを言葉でコミュニケーションできるようになれば良いなと思っていました。

 

通い始めた頃には嫌なことに対してすべて「くさい!」と言っていたこともありました。「くさい」と言われたら相手は傷ついてしまうし、親としてはやめてほしかったんですが…。

 

そこで、まずは先生が「やりたくないの?」「休憩したいの?」と息子の気持ちを聞いてくださって、それに答えるという練習から始めました。最初はうまく答えられませんでしたが、回を重ねるごとに少しずつですが変化がみられるように。今は自分から「先生、休憩したいです」「今日はこれはおしまいにする」と自分の希望を言葉にできるほど成長しました。

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保育所等訪問支援と保育園の先生のサポートにも感謝

LITALICOジュニア保育所等訪問支援と保育園の先生のサポートにも感謝

保育園に通っていた頃は一時期行きしぶりもありました。保育園は平日のほとんどを過ごす場所なので、迎えに行って辛そうな様子を見るのは私もすごくしんどかったです。そんなときに保育所等訪問支援に入っていただきました。LITALICOジュニアの先生が、保育園を訪問してくださり、保育園の先生にいろいろとアドバイスしてくださったようです。それから保育園では私たちが驚くくらいいろいろなサポートをしていただき、とても感謝しています。

 

保育所等訪問支援の前は、みんなと一緒に座っていられなくて教室の一番後ろで朝からお迎えまでほとんど時間を一人で過ごす…みたいなこともあったようですが、LITALICOジュニアの先生が息子には安心できる自分だけの居場所があった方が良いと保育園の先生に伝えてくださり、教室の後ろに机を用意してくれることに。息子のために大好きな電車を使った個別の課題を考えてくださったりもしました。そういった配慮のおかげで、息子も保育園に自分の居場所ができたように感じたようです。

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息子にとってはもちろん、親にとってもLITALICOジュニアは安心できる場所

LITALICOジュニア息子にとってはもちろん、親にとってもLITALICOジュニアは安心できる場所

行きしぶりはすぐに改善したわけではありませんが、もし保育所等訪問支援がなかったらもっと酷かったと思います。それに、保育園には行きしぶりがあった息子ですが、LITALICOジュニアには嫌がらずに行っていました。息子にとって、LITALICOジュニアはすごく安心できる場所だったんじゃないかと思います。「これはやりたくない」と先生が準備してくださったことを拒否してご迷惑をおかけしたこともありましたが…。でもそんなときでも先生は「『やりたくない』ってことが言えたね」とポジティブにフィードバックしてくれました。息子はもちろんですが、私たち親もすごく救われていました。

 

LITALICOジュニアに通うようになって、夫婦で息子について話すことが増えたというのも私たち家族にとっては大きなことです。「こんなことができるようになった」とか、「LITALICOジュニアの先生はこんなふうに声がけしていたから試してみよう」とか、お互いに気付いたことをよく話します。

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一人だけの世界から飛び出て、お友だちを思いやるほど大成長

LITALICOジュニア一人だけの世界から飛び出て、お友だちを思いやるほど大成長

最初は個別指導からスタートしましたが、年長さんになった頃先生からの「もうマンツーマンで学べることはたくさん学んできたので、次のステージに行きましょう」というアドバイスもあって、小集団の授業にも少しずつ通い始めました。母としては、保育園で周りに迷惑をかけてしまったり、集団行動を止めてしまうような場面を見たことがあったので心配も大きかったです。でも、息子の次の課題はお友達に対して話しかけたり、自分を表現するということだったので、チャレンジさせてみることにしました。

 

実際に小集団の授業に参加してみると、心配していた通りに一人だけ「やりたくない」と言ったり、授業を中断してしまうこともありました。でも、こだわりのある自分一人の世界にいた息子が、だんだんとお友達に興味を示すように。しばらく経つと先生に「●●ちゃんはまだやっているから待ってあげて!」とお友達を思いやる発言もするようになり、大きく成長したことを感じています。

 

小学校は特別支援級に。自分のペースで学習を進められる環境

 

そんな息子も今年の春に小学一年生になりました。保育園にも行きしぶっていたので、普通級は難しいだろうなと考えていたので、迷うことなく支援級に進学。親としては、小学校はまずは毎日楽しく通ってくれればと思っての選択でした。

 

実際に通い始めて、支援級の先生は本当に理解があると感じますね。たとえば、国語のプリントをやる時間に壁に貼ってある算盤が気になって集中できなくなってしまったときには「じゃあ、今は算数の時間にしよう!」と臨機応変に本人の興味が向いていることに合わせて授業をしてくださっているようです。そのおかげか、保育園では行きしぶりをしていた息子ですが、小学校は毎日楽しそうに通っています。

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好きなことをずっと大切にしてほしい。困難を乗り越えられるように

LITALICOジュニア好きなことをずっと大切にしてほしい。困難を乗り越えられるように

これから息子には愛嬌がある子に育ってほしいねと夫婦で話しています。愛嬌があれば周りから助けてもらえることも多いと思うので。まわりの人から「助けたい」って思ってもらえるような、そんな人になってほしいです。

 

これから息子が成長し、自分の人生を歩むなかで、苦しいことや辛いことは避けられないでしょう。そんなときでも大好きなことがあれば、それに触れている時間だけは笑顔でいられるんじゃないかと思います。だから自分の好きなことはずっと大切に持っていてほしいですね。そのためには、親として息子の好きなことを否定しないように一緒に大事にしてあげたいです。

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先生からのコメント

LITALICOジュニアに通い始めた頃のHくんの一番大きな課題は、コミュニケーションでした。自分の意思や希望、拒否を言葉で表現できず、怒ったり、寝転がったり…ということがあったからです。そんなHくんと接するなかで一番大切にしていたのは、本人の“楽しい”という気持ちでした。本人が何をしたいのかを中心に考えて「●●したい」「●●ちょうだい」と言えるような練習から始めました。


ご両親はもちろんですが、保育園の先生とも一丸となってサポートを行い、Hくんがめきめきと成長していく姿を見られたのはとても嬉しかったです。
今回久しぶりにお会いしてコミュニケーションがさらに上手になっていて驚きました。小学校の様子も聞かせていただき、先生やお友達と楽しく過ごしているようでとても安心です。これからも笑顔で小学校生活が送れると確信しています。
ぜひ、またHくんの成長した姿を見せてくださいね!

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