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成長事例

ADHD(注意欠如多動症)のお子さま(6歳/小1) 「 【成長の様子】「集中力がなく落ち着きがない」 」

勉強に集中できないADHD(注意欠如多動症)のお子さま

お子さまが「落ち着きがなく座っていられない」「他のことが気になって話が聞けない」などというお悩みをもつ方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

2~3歳の未就園のときであれば、「元気な子!」「色々なことに興味があって良い!」と理解してもらえることも多かったと思いますが、小学1年生になれば、座ってお勉強したり、静かにお話を聞いたりする必要がでてきます。

本記事では、ADHD(注意欠如多動症)の診断がある小学1年生のしんちゃん(仮)の成長の様子について実際の事例を通してご紹介します。


※以前は「注意欠陥・多動性障害」という診断名でしたが、2022年発刊の『DSM-5-TR』では「注意欠如多動症」という診断名になりました。この記事では、ADHD(注意欠如多動症)と記載しています。

ADHD(注意欠如多動症)の子どもの特徴と困りごと

ADHD(注意欠如多動症)の子どもの特徴と困りごと

ADHDは、注意欠如多動症とも呼ばれ、話を集中して聞けない、作業が不正確、なくしものが多いなどの「不注意」体を絶えず動かしたり離席する、おしゃべり、順番を待てないなどの「多動性」「衝動性」の特性がみられる発達障害の一つです。

特性のあらわれ方によって多動・衝動性の傾向が強いタイプ、不注意の傾向が強いタイプ、多動・衝動性と不注意が混在しているタイプなど主に3つに分けられ、これらの症状が12歳になる前に出現します。

しんちゃんには、多動性・衝動性の特性がみられます。具体的にどんな困りごとがあったかご紹介します。

しんちゃんの様子と困りごと

・他のことが気になって先生や友だちの話を聞けておらず会話でコミュニケーションをとることが難しい

・他のことが気になって指示がきけない

・静かにしなければならない場面で、お話してしまったり、立ち歩いてしまう

・集中が切れると、声を出したり、遊びだしたり、課題とは違うことをする

このような様子からしんちゃんは学校や家庭でよく注意されていました。

授業中、集中しようと頑張りますが、なかなか集中できなかったり、問題が頭に入ってこなかったりともどかしい気持ちになってしまっている様子でした。

発達支援の教室(LITALICOジュニア)の授業を通してしんちゃんができるようになったこと

・着席して課題に取り組む時間が増えた

・学習に集中する時間が長くなった

・学習意欲が高まった

得意なことから着席できる時間をのばす!LITALICOジュニアでの授業内容をご紹介!

 

しんちゃんは算数の計算問題が得意なので、LITALICOジュニア(発達支援の教室)では、その得意を活かした指導をおこないました。
しんちゃん用の問題を作成し、解きやすい問題、得意な問題から始め、最後にチャレンジ問題を用意し、できたら遊びの時間5分!と、少しでも集中して着席する時間を作れるような工夫をして指導をしていきます。

先生が「お!もうここまでできたの?」と聞くと、しんちゃんは「できるよ!簡単だもん!」と言って、次の問題へ進みます。

 

 

次の問題を解く時には、まずは先生から「ここはここに気をつけるといいね!」と伝え、失敗体験を未然に防ぐことで、解くことへの集中を途切れさせないようにするとしんちゃんはスムーズに解いていくことができます。
チャレンジ問題の前にこれまで解いた問題を、先生と一緒に丸つけをし、どんな解き方をしているか確認します。
そうすると、チャレンジ問題でも「この問題さっきと似てる!」と今まで「難しいから嫌だ!」と集中が切れてしまうことも無くなり、意欲的に取り組むことができました!

子どもの学習意欲を高める関わり方って?自ら学習に取り組むまでに成長!

できる問題が増えると学習が楽しくなってきたしんちゃんは、「次の問題は何―?」と他のプリントにも興味を持ち始めたり、自ら習った中から先生に問題を作ってくれたりと、学習への集中する時間が長くなりました!
そして学習に対して「国語もやりたい!」「漢字やりたい!」などと色々な教科への要望も増え、学習意欲も高まりました。

 

 

先生はしんちゃんに「いいね!集中してたくさん解けるようになって、さすがお兄さんだね!」と、たくさん褒めます。
先生から褒めてもらえることがわかると、それまで声を挙げたり、他のことをしてしまったりする時間が徐々に減って、今まで以上に褒めてもらおうと良い行動をするようになりました。学校でも注意されることが減り、これまでより楽しく通っている様子が見られるようになりました。

しんちゃんの成長の様子のまとめ

このように、ADHD(注意欠如多動症)の子どもの指導において、まず子どもが「頑張ったらできる目標設定」をすることがとても大事です。まずは5分、そして10分、さらに15分とスモールステップをつくることで、子どもにとって出来ることが増えます。出来ることが増えると、褒められる回数も増え、その結果「もっとやりたい!」と意欲に繋がり、気づけば席を立ち歩く行動よりも着席し問題を解く時間が増えます。

LITALICOジュニア(発達支援の教室)では現状のお子さまの課題やスキル感をアセスメント(行動分析)をおこなうことで、しっかり把握したうえで、適切な目標設定や関わり方を実践しています。「困っているけれどなにからはじめたらいいかわからない」という方にもお子さまの状態がわかるアセスメントはおすすめです。アセスメントの結果からお子さまにあった指導方法をご提案いたします。

無料相談からご案内することもできますので、お子さまの発達でお困りのことがあれば、まずお気軽に相談してください。

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