お子さま(10歳)の成長の様子 「 少しずつ学校に行けるようになりました。 」
お子さまの特性
・学校を休みがちで月1回登校できるかどうかという状態
・ゲームが大好きで、家ではゲームばかりしている。やめるようにお母さまが伝えてもやめることが難しく、会話を無視してしまう
・お母さまが育児のストレスでつい怒ってしまい、ほめ方や接し方がわからない
手だてと目標
ペアレントトレーニングの中で、お母さまがご自身の声かけを振り返ってみた際に、何かができていたときでも「○○もできたらもっとよかったのに」と、お子さまにマイナスの印象を与える声かけをしてしまっていたことに気が付きました。
そこで、お母さまがハードルを下げ視点でお子さまをほめることで、お子さまの自己肯定感を育むことと、何かできたときに一緒に遊ぶなどのかかわりを持つことを手だてに、親子関係を改善することを目標としました。
学校・ご家庭での対応
ほめるハードルを下げるようにしました。例えば学校に行けなかった日でも、まずは朝7時に起きられたことをほめる、というところからはじめました。
すると、はじめは戸惑いつつも「まあね」と喜んでいる様子を見ることができました。
また、お子さまと一緒にゲームをして関わりを持つということもはじめてみたところ、お母さまご自身がお子さまとの距離感をうまくつかむことができるようにました。
成長の様子
褒められる回数が増えたことで「朝、時間通りに起きる→朝の準備をする→……」という形で少しずつできることが増え、はじめて2日間連続で学校に行けるようになりました。
また、一緒に遊ぶという関わりを持つことで親子関係が改善されました。ゲームを終えるように言われたときも、会話を無視するのではなく「今はきりが悪いから、○○までやっていい?」と交渉しようとする返答ができるようになりました。お母さまの育児のストレスも大きく減りました。
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