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発達障害とは

小学校低学年におけるPDD(広汎性発達障害)の療育について
2015.10.05
  • 広汎性発達障害(PDD)
  • 療育

PDD(広汎性発達障害)は社会性やコミュニケーション能力の発達遅滞を特徴としています。小学校に進学すると、保育園や幼稚園とは次元の違う「集団生活のなかでの規律」が求められる上に「授業を理解する」ということにも対応していかなくてはなりません。小学校低学年期(小学1年~小学2年)におけるPDDの療育は、どのように考えるべきなのでしょうか。

PDD(広汎性発達障害)と小学校教育

PDD(広汎性発達障害)と小学校教育

小学校に入学すると、教師の指示に従って行動しなくてはならないことが増えていきます。また、1時間目は国語、2時間目は算数……と時間単位で授業の内容が変化し、やらなくてはならないことが次々に変わっていきます。

たとえば、1つのことに没頭してしまうとやめさせようとしてもやめない、無理にやめさせるとパニックをおこすというようなタイプのお子さまは、1時間目の授業に没頭してしまうと何時間目になっても自分1人だけずっと同じ教科の勉強を続けている……といったことになりかねません。

仮に教師がPDDに対して理解があったとしても、周囲の子どもたちはそれが理解できません。「なぜあの子だけみんなと違うことをしているの?」と違和感をおぼえるでしょうし、反感を持つ子どもも出てくるかもしれません。また、周囲の子どもたちに問題行動などで迷惑をかけてしまう可能性も考えられます。

このような事情から、小学校低学年における療育は「できるだけ集団生活が問題なく円滑に行えるような行動訓練」と「苦手とする教科の学習支援」の2つを柱としていくことになります。

特別支援学級と一般学級

PDDは知的遅滞を伴わない場合が多く、学業面で特に遅れが見られない場合は小学校進学にあたって一般学級を希望する保護者さまが多いようです。
しかし上記で説明したとおり、小学校での集団生活は単に授業についていければいいというだけのものではなく、他の子どもたちと協調できるかどうかという点が大きな問題となってきます。

他の子どもと話が合わない、興味を共有できない、友だちができにくいといったタイプの問題であれば、一般学級で学ぶことはそれほど難しくないかもしれません。しかし授業の妨げになる・他の子どもとひんぱんにトラブルを起こす、というようなことが続き、お子さまが精神的苦痛を受けるようなことになっては本末転倒です。

もちろん、学校以外の療育施設で療育を受けるなどの方法で集団生活になじんでいければそれが1番でしょう。しかし、療育施設での支援や訓練には限界があります。特別支援学級と一般学級のどちらがお子さまの成長のために適切な環境なのかを、医師や専門家・療育施設・学校側と話し合って決定するべきでしょう。

また、1度特別支援学級に進んでも、療育の成果によって進級時などのタイミングで一般学級に戻れる学校も少なくないようです。

お子さまの本来の能力を引き出すために

PDDは、小学校に進学してから発見されることが珍しくはありません。今までわが子が普通に成長していると思っていた保護者さまは、大きなショックを受けることもあるでしょう。「療育を受ける」ということにすら拒否感情を持つ方もおられるかもしれません。

しかし、療育は決してPDDのお子さまを健常なお子さまとふるい分けるというようなものではありません。できるだけ早期に適切な療育を受けることで社会に適応する能力を養い、お子さまの本来の能力を社会で発揮できるようにするためにぜひ必要な教育なのです。まずは保護者さまがPDDに対する知識を身につけて誤解や偏見をはねのけ、できるだけ早くお子さまに適切な療育環境を整えてあげることが大切ではないでしょうか。

療育とは

 

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